キャッシング申し込みの審査でNG?『社内ブラック』になってしまう原因って何?
ブラックになるとはどんな状態か
一般的に使用されているキャッシングの申し込みに対するブラックという言葉ですが、これは信用情報機関に事故情報として登録されている状態です。
キャッシングの申し込みの情報や利用状況以外などは信用情報機関に登録されますが、事故情報と呼ばれる返済遅延の事実や債務整理や自己破産なども当然記録されます。
事故情報が信用情報機関に登録されると、新規でのキャッシングやカードローンの申し込み以外にも、住宅ローンやカーローンなどの申し込みも出来なくなると考えて良いでしょう。
『社内ブラック』というのはどんな状態か
社内ブラックという社内に限定されてのブラックの状態とは、それぞれの金融機関がこの人には融資をしないと決定している状態です。
社内ブラックとして登録されてしまうと、その金融機関にいくら申し込んでも審査で拒否されてしまいます。
あくまでも一定の金融機関の中でブラックだと登録されている状態なので、一般的に言われているブラックの状態である信用情報機関内でのブラックとは少し違います。
社内ブラックになる原因について
「延滞」「債務整理」「強制解約」のことです。
繰り返し延滞をした場合や、延滞しているのに何か月も返済がない場合などに社内ブラックとして登録することが多いようですが、金融機関によってその判断は違いがあります。
返済期日に遅れていたとしても一か月以内に返済が完了すれば事故として扱わない場合が多いようです。しかし度重なる延滞となれば事故として扱う場合もあるようです。
返済の遅れや金融事故故以外の原因もある
社内ブラックになる原因はそれ以外にも利用規約に違反する行為があったり、常識の範囲から逸脱する行為などが考えられます。
申し込みを行う時に申請した項目内容に虚偽の申請があったことが判明した場合、もしくは禁止されているクレジットカードのショッピング枠を現金化するなどの行為があった場合、そして住所変更した事実を金融機関に告げていなかった場合などです。
信用できないと判断されればこれまで通り取引をしてもらえなくなる可能性もありますので、信用を失わないような取引を継続するよう心がけることが大切です。
社内ブラックになるとどんなデメリットがある?
社内ブラックに登録した金融機関と同じグループの会社や、その金融機関が保証会社になっているカード会社内で情報が回っている可能性もあります。
また、社内ブラックになることで当然その金融会社では借り入れができない状態になってしまいますので、関連会社からも借り入れができなくなる可能性もあります。