キャッシングはいきなり減額や利用停止をすることもある
これまではキャッシングできていたのに?!思わぬストップに困ったことに・・・
カードでキャッシングを行う場合、返済の方法の一つに「リボルビング払い」というものがあります。
これは定められた限度枠の中で、自由に入金や出金ができるため繰り返し継続して利用することが可能なことや、月々の返済額が比較的小さくてすむためとても便利な返済方法として好まれるものの一つです。
まだ限度額まで余裕があるからと、つい資金計画にキャッシング枠をあてにしてしまいがちですが、実はこのリボルビングの利用限度額には注意する必要があります。
これまでは利用できていたのにもかかわらず、突然キャッシングできなくなるということがあるからです。
突然の減額や出金停止の措置もありうるリボルビング
いきなりキャッシングできなくなると困ってしまいますが、もちろんそういった措置がとられるには次のような理由があります。
総量規制に引っ掛かっている場合
リボルビングで取引が行われている場合、例えば消費者金融だと月の利用額が5万円以上の場合は毎月、それ以外は3か月ごとに指定された信用情報機関を通じてその人に返済能力があるかの調査を行わなくてはならないという義務があります。
この調査の結果、キャッシング利用者の借入額が増えていて年収の3分の1以上を借り入れていることが判明した(総量規制に引っ掛かっている)場合、利用できる限度額を引き下げるかキャッシング利用を停止するという措置を取ることになります。
返済に延滞が生じている場合
まだまだ年収の3分の1まで余裕があるとしても、毎月決まった日に返済をちゃんと行っていなければ信用がないとみなされます。
信用がない人に貸すお金はないということで、キャッシングの利用をストップされることになるのです。
もうキャッシングは二度とできないのか?
毎月の返済をしっかりと継続して行い、総量規制の枠内に戻ることで解除してもらえます。
しかし信用情報の記録にそのことが反映されるまで多少時間差があるため、ある程度期間的な余裕をみたほうがが良いでしょう。
例えば、クレジットカード機能についているキャッシングサービスの返済を延滞してしまって利用停止になってしまった場合、返済の引き落としが行われてカード会社にその入金が確認されるまで一定の時間がかかります。
繰り上げ返済をした場合も同じですので、即キャッシングを利用したいからと急いでも思うようにいかない場合もあります。
クレジットカード会社などによっては、3か月連続して引き落としができれば解除されるというような規定を設けているところもありますので、確認したほうが良いでしょう。
これだけは避けたい「強制解約」
利用停止ならともかく、不払いなどで強制的に解約させられることになると事故情報として信用情報機関に5年はその情報が保管されますので注意しましょう。
事故情報が残ると、消えるまで新しいカードを作ることも困難になりその人の信用情報としてはかなり不利な状況になります。