借りてもないのにブラックリスト?!「申込ブラック」に注意
キャッシングしてもないのに審査に通らなくなるなんて・・・
まだどこからも借り入れをしていない、キャッシングもしていないのにブラックリスト扱いになってしまう場合があります。
これを一般的に「申込ブラック」と呼んでいますが、これは「多重申込」と同じことです。
「申込ブラック」=「多重申込」とは何か
短期間にクレジットカードやキャッシングの申し込みを数社へ行うことを「多重申込」と言います。
元々申し込みを行う件数は一社への申し込みのはずですが、審査に通過できずにカードを作ることができなかった場合など、すぐに他社へ申し込みを行いまた落ちてしまうということを繰り返すことです。
お金が必要でキャッシングを利用したい!という気持ちから、次々と申し込みを行って落ちるということを繰り返せば繰り返すほど審査に通りにくくなってしまいます。
信用情報機関には「審査落ち」の事実が残ってしまう
申し込みを行った事実はしっかり信用情報機関に「申込履歴」として保管され、審査に通過したかどうかまでわかるようになっています。
一度に多くの金融会社へ申し込みを行えば、その事実は重なって登録されてしまいます。
それを見た金融機関はどう思うか、よっぽどお金に困っている人だと判断するのか、もしくは一気にたくさんのカードを利用して自己破産するのではないかと良くない方向にしか判断しません。
金融会社の警戒心を強くさせ、審査に落ちる可能性が高まってしまうだけです。
同時申込は何社までできるか
キャッシングを利用したいけど最初は借入限度額も少額だろうし、いくつか申し込みをしたいという場合は2社までならセーフでしょう。
できれば審査の厳しいと言われる銀行系や信販系より、消費者金融系のほうが審査を通過する確率は上がります。
もしも2社申し込んで審査に通過できなければ・・・
お金は必要!なんとしても審査に通過しなければ・・・!と焦る気持ちからまた同時に2社申し込みを行うと多重申込扱いになり、申込ブラックになってしまう可能性が高まります。
もしも2社申し込んだけどダメだった場合は、あと1社だけ申し込んでみてそれでもダメならしばらく期間を置くようにしたほうが良いでしょう。
どのくらい期間を空ければいいか
信用情報機関に申込履歴として記録が残る期間は、最長で6か月間です。
ですから数社申し込んでだめだった場合半年は期間を空ける必要があります。
2~3か月経って、もうそろそろと思ってまた申し込みを行うとその記録はまた6か月残るわけですからいつまでたっても審査に通らないという状況になりかねません。
携帯電話の割賦契約も申込情報に含まれる
今は携帯電話を契約する時に分割払いで契約する人がほとんどです。
この携帯電話の契約も、信用情報機関に登録されますのでもしも審査に通らなかった場合でも申し込んだ履歴として登録されます。