中堅消費者金融はブラックでも激甘審査で通るという噂は本当？！
金融事故を起こした人や返済が遅れている人でも中堅消費者金融なら借りられる？
『ブラックでも激甘審査で融資可能な消費者金融』や『どんな人でも即融資してくれる消費者金融』という内容で地方の中堅消費者金融を載せている文章などを見かけたことはないでしょうか？
しかし中堅や中小の消費者金融は賃金業協会に登録したしっかりとした金融業者です。
ブラックでも融資可能ということに疑問を感じる人も多いでしょう。
大手と中堅の消費者金融の審査対応の差
大手の消費者金融は、資金需要者に無担保で審査し即日融資することをこれまで柱として成長してきました。規模の大きさから中堅には真似できない部分でもあったのです。
しかし法律が改正されて貸付にも制限が出たことにより、過払い請求や債務整理を行う人が増えて大手でも倒産してしまう消費者金融が増えました。
中堅の消費者金融はその中で生き残る策として、過去に金融事故を起こしていた人でも内容によっては審査の受け付け融資をするという方法をとっています。
けっして現在ブラックの状態の人でも融資をしてくれるということではありません。
生き残りをかけた独自の審査システムを導入したということに過ぎないのです。
誰でも融資してくれる金融業者は危険
現在他社で多くの借り入れを既に行っていて総量規制をオーバーしている人や、他社での返済が遅れている人でも融資してくれる金融業者は危険と思っていいでしょう。
返済能力がないのに融資をするには必ず裏があります。賃金業協会に登録をしたちゃんとした消費者金融であれば、信用情報機関に現在金融事故者として登録されている人に融資はしません。
過去に金融事故を起こしたことがあるけれど、今はしっかりとした返済能力があると判断できる人だけに融資を検討するはずです。
中堅消費者金融で申し込みを検討する場合の注意点
大手よりも中堅のほうが柔軟な対応ですし、審査も通過しやすいことから人気があります。
ただし、地方の金融業者ということで他府県に住んでいる場合は本当にその消費者金融が安心できるところかどうか判断に困ると思います。
その場合、正規の消費者金融として賃金業登録をされているかをしっかり確認しましょう。
そして自分の他社の借り入れが総量規制内であること、つまり年収の3分の1を超えてないことを確認しておきましょう。
債務整理をしてまだ期間が経っていない場合や自己破産から最低でも5年は経過していない場合は審査を通過することは難しいでしょう。
また、債務整理や自己破産の経験がなくても、他社からの借り入れの返済が遅れていると審査を通過することは難しくなります。
もし仮に融資してもらっても返済に行き詰る結果となりますので、しっかりと返済計画をたてて申し込みを行うことが大切です。
