早期にキャッシング残額を繰り上げて返す繰上返済をする時の注意点
繰上返済とはどういった返済方法か
キャッシングで残っている借り入れに対して、その一部を支払う一部繰上返済と、残り全額を支払う全額繰上返済があります。
例え全額返済できなくても、一部でも繰り上げて多めに返済することで借り入れた残高と一緒に利息も減ります。
早く終わらせたいという一心で無理に繰上返済をしたことで、家計が苦しくなりまたキャッシングを利用しなくてはいけなくなると同じことです。
家計を圧迫しない程度に繰上返済をするように計画を立てて行うほうが良いでしょう。
繰上返済はどうやって行えば良いのか
ATMを利用する場合は、専用のATM以外に提携している銀行のものやコンビニATMが利用できるか確認しましょう。
また、直接キャッシング会社の口座へ振り込みをして繰上返済を行う場合は、利息の関係上、事前にいくら送金すれば良いかをキャッシング会社に確認しておく必要がある。
キャッシング会社へ振り込みをする場合は日によって金額が変動する
借り入れを行っている残高に対する利息は日によって変動していきます。
利息を含めた借入残高は、今日の残高と明日の残高は違います。
いつ振り込みを行い、いつキャッシング会社が着金確認できる状態になるかを再度確認してキャッシング会社に伝えましょう。それによって借入残高がいくらになるのかを聞いておく必要があります。
また、振り込みで繰上返済を行う場合にかかる振込手数料は負担してもらえないことが多いですし、わざわざキャッシング会社に連絡をしなくてはいけないことが面倒に感じることもあるでしょう。
余計な手間をかけたり費用を払うのがイヤだという場合は、専用のATMや提携しているATMを利用したほうが良いでしょう。
ATMを利用すれば、借入残高まで表示されますのでわざわざキャッシング会社に電話をして確認する必要がありません。
ATMによる繰上返済ができない場合もある
振込手数料もかからないし、近くにATMもあるから利用したいという場合でもATMを使って借入残高を全額繰上返済できない場合もあります。
例えば毎月15日に締めて翌月10日に請求の計算がされている場合、15日を過ぎた時点で翌月の引き落とし分が確定することになります。
この時ATMに表示される残高は、翌月に引き落としされる分を差し引いた金額にATM照会日までの利息を合わせた金額が表示されます。
ということはATMで表示される残高と、実際残っている残高が違うという場合があります。
ATMで返済する場合、15日を過ぎた段階で翌月の引き落とし分の返済ができないという状態になるため、借入残高全額の繰上返済をする場合は振り込みで返済するということになります。